原点 ― 2019/06/16
実家を片付けてたら、若き頃の母の日記が出てきました。
(母には記憶がないそうで、かなり驚いていました)
それは育児日記でもあり、初めての子どもである
姉(赤ちゃん)の寝顔がスケッチしてあるではないですかー。
日々発見の連続で、可愛くてたまらない様子が文面から伝わってきます。
今のように、気軽にスマホで写真なんて撮れる時代ではないので、
思わずスケッチしたんでしょうね。 初めて見る母のスケッチ。
それにしても、

母が描いたスケッチ
こわいんですけど・・・・この顔。
自分でも、「いやになったわ。 大人の顔だわ」 と添え書きが。

母が描いたスケッチ
これは、「描いてる途中で動いたので、口がない」 そうです。
思えば、私も母と同じことをしていたのです。
子どもの寝顔を一体何枚スケッチしたことか。
それは、勉強になるからとか、腕を上げるためとかでは全くなく、
ただただ、この一瞬を描きとめておきたい一心で描いていた気がします。
きっと、若き頃の母も同じ気持ちだったんだろうなあ。
これが、結果的に私が赤ちゃんを描きだす原点だったのかもしれません。
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