電車にて(その1) ― 2018/07/24
家に帰ろうと、京都駅から電車に乗り込みました。
すると、赤ちゃんを連れた親子が目に入り、
引き寄せられるように、
つい向かい合う4人掛けの席に座ってしまいました。
おもちゃのスマホを片手に、ご機嫌さんの赤ちゃんは
ちいさなアンヨで踏ん張ってシートの上に立っています。
目が合うとニコニコ。
そのうち、ママとも自然にしゃべるようになり、
ミツキちゃん(1歳になったばかりだそう)に、
「それ(おもちゃのスマホ)ちょうだい」 と 手を差し出すと、
じっと私の手を見つめたあと、
ダメっ!と おもちゃを遠ざける仕草。
わかっちゃいるけど、それをやってほしさに、また
「ちょーだい」 と私。
ダメっ! の 繰り返し。
赤ちゃんがいるだけで、空気が柔らかくなるんですよね~。
可愛いミツキちゃんと遊びながら電車は走り、
そしてバイバイと、もみじのような手を振り、
ママに抱かれて降りて行きました。
こうして楽しんだ後、私はエライ目にあうのです。(つづく)
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