ゆっくリズム ― 2017/06/20
「朝ちゃん 見てみて」
母の指さす方を見てみると、葉っぱの先に小さな水滴が。
容器に里芋の先っちょを入れておいたら
勝手に葉っぱが伸びてきて、
母はその成長をひとりで楽しんでたようです。
水を吸い上げ、
それが部屋に差し込む朝日を受けて
キラキラ光っていたのです。
ふたりで顔を寄せ合って
「きれいやなあ~」 と見ていたら、
小さな水滴は こらえきれずに・・・・ ポチョン。
「あ~あ」
と、また 母と声を合わせて目を合わせて。
ほ~んと 母と居ると、
ゆっくリズムな時が流れて行きます。
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