奇妙な光景 ― 2014/09/02
激しい雨音を聞くと蘇る記憶があります。
子どもの時のある夜、
実家の庭の半分だけがザンザン降りになったこと。
庭の真中に灯篭があったのですが、
見事にその灯篭から半分だけが雨降りなんです。
もちろん、隣近所どこも雨なんて降ってません。うちの庭半分だけ。
空を見上げれば、満天のお星さま。なのに、雨雲がポツり我が家の上に。
あ、また私が夢物語を言ってると思ってるでしょ～？
この雨音に気が付いて、ご近所の人もやってきたので本当の話ですよ。
あまりの奇妙な光景に、
その半分だけ濡れた灯篭の石の記憶は鮮明に残っています。
そして、何年か後、これの2回目もあったのです。
全く同じ現象が。 全く同じ場所に。 やっぱり星空の夜に。
2度あることは本当に3度目がありました。
今度は、京都駅前の今はヨドバシカメラのビルが建っていますが、
昔 近鉄百貨店だった頃。
やはり夜、その前を歩いていたら、いきなりのザンザン降り。
それがまた、百貨店の前の歩道をきれいに半分切ったような降り方でした。
何が不思議って、境界線がそんなきれいな直線になるでしょうか？
実家の時の雨の勢いも、きれいに半分に切ったような降り方も全く一緒。
星空まで。
人生で3回もこんな不思議現象に立ち会う？？
さすがに3回目の時は、後で新聞社に電話をかけて聞いてみました。
すると「今度またあったら写真を撮って送ってください」って、
信じてないでしょ・・・。
4回目があったらこわいわ。
携帯もスマホもない時代、
写真に撮る、という発想がなかったことがつくづく残念。
だからって、その後いいことがあったとか、逆に悪いことがあったとか、
な～んにもないんですけどね。
同じような経験された人、いますか？
いつか誰か解明してくれないかなあ。
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