ひとりでできるよ ― 2021/02/01
ひとりで食べれるもん。
えらいね~。
老母、ときどき乙女 ― 2021/02/05
92歳になる母は、
デイサービスに行く日は目覚まし時計がなくても数時間前にはひとりで目覚め、
スローモーションかと思うほどのゆっくりゆっくりとした動作で身支度をします。
そして、顔を洗い、トーストをして、ティファールでお湯を沸かし、
お気に入りのスティック紅茶を 背中を丸くしながら飲むのです。
ここまでで、1時間はかかるかな。
これが、デイサービスのない日だと、延々と朝寝。
「どうしてデイの日だと目が覚めるの?」 と聞くと
「さあ? なんでやろなあ?」
しかし、そんな立派で不思議な体内時計でも、たまに狂うことがあり、
デイの日をすっかり忘れて朝寝をしていたら、
お迎えに来た施設の方が心配して 何度もピンポンを鳴らしたり、
電話がかかってきたり。
そうかと思えば、デイの日でもないのに、
玄関でずっと座ってお迎えを待っていたり。
(想像すると可哀想になるのだけど・・・)
そんな時は、すっかり凹んでしまう母なのです。
常に緊張感を持ってくれてることで、「今」が維持できているのかな。
そんな母、先日 お友達の名前が出てこなくて、
自分の頭を両手でポンポンたたいて、「え~~っと。 え~~っと。」
かなり苦しそう。 笑
「そんなことは、私でもしょっちゅうやで」 と 言った途端、
パッと思い出せた母。
もう嬉しそうに恥ずかしそうに、両手で口元をおさえて、
「うふっ。 うふふふ♪」
92歳、 ときどき 乙女になるのです。
あさが来た ― 2021/02/14
朝の空を見上げて、
今日という一日が穏やかでありますように と、
そっと お願いをしました。
あれ~? どっかで聞いたことあるぞと思えば、
「穏やか」 を 「笑顔」 に変えたら、
連ドラ 「あさが来た」 の 主題歌(365日の紙飛行機/AKB48)やん!
と 自分でも可笑しくなったのですが、
毎朝、起きたらすぐ 戸を開けて朝の空気を吸っては、同じことを願うのです。
朝、家族を 「いってらっしゃい」 と見送っても、
「ただいま」 と 帰ってこられる事は、決して当たり前の事じゃないんですよね。
朝、今日 自分の命が終わってしまうなんて誰も思わないだろうし、
災難に遭わない約束なんて誰もしてくれない。
そんなことは、ずっと前から分かってたことだけど、
こんな世の中になって、さらに強く感じるようになりました。
つい忘れてしまいそうになるけど、当たり前を当たり前だと思わないこと。
今日一日を大切に生きること。
空を見上げながら、そう自分に言い聞かせた朝でした。
鳩、ふたたび ― 2021/02/17
忘れもしない2019年、夏。
実家のベランダに鳩の卵を産み落とされてからというもの、
ベランダは鳩に占領され、使いたい放題 荒れ放題(涙)。
(左下 カテゴリ一覧の ▶鳩(11) に その顛末を書いています)
ようやく鳩が巣立ち、片付けて掃除して鳩対策もして、
不必要なプランターも置くのをやめて、
もうこれで鳩とは縁を切った! と思っていました。
というか、鳩のことなど、すっかり忘れていました。
なのになのに。
母が、ふと思い出したかのように
「そういえば、昨日 鳩の卵が2つあると思ったら、今日はヒナになってるわ」
はあぁぁぁ~!? (頭 真っ白)
ベランダは4か所あって、そこは一番出入りをしないところ。
少々油断してた、ほんの小さな小さな隙間を狙われたみたいです。
コロナ禍で、実家に行けないのを 鳩に見透かされた・・・・。
力が抜けました。
また、ですか。
春まで 鳩、居るんですか。
居るんですか・・・。
我が家の部屋の中に、2度 スズメが飛び込んできたことがあります。
こんな可愛いお客さんなら大歓迎なんだけどな。
こんな可愛いお客さんなら大歓迎なんだけどな。
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