実家に「さようなら」 ― 2026/01/31
自分の分身 ― 2026/01/14
今回の実家仕舞いで、もうひとつ驚いた事がありました。
それは、私が13歳の時の髪の毛が出てきたこと!
中学1年の時、それまで長かった髪を切ってショートカットにしたのですが、
その時の髪(30cmくらい)を母が大事に和紙でくるんで置いていたのです。
墨で書いた母のきれいな字で、切った日付と私の年齢が書いてあります。
なぜに!?
何のために!?
何を思ってこんなことを!?
訊きたくても、その母はもういません。
保存状態が良かったので、たった今切ったのかと思うくらいツヤツヤでサラサラで、きれいな髪の毛なのです。 自分で言うのもなんなんですが。
でも、最初見た時は自分のものだとしても、ギョッとしてビックリしてのけぞりそうになりましたが、
そ~っと手に取ってみると、そこに13歳の私が、間違いなく私の分身がいました。
時空を超えて13歳の自分に触れる、この不思議さ。
声が残る事はあっても、身体の一部が残る事はそうないのでは。
お茶目な母は、私にサプライズをしようとしたのでしょうか。
母の存在を、いろんなところで感じる今日この頃です。
実家仕舞い② ― 2025/11/03
実家は綺麗に片付いて、両親が引越してきた時に見たであろう景色をきょうだいで眺め、ここで泊まる最後の夜を過ごし、いろんな話をして、それぞれの家に帰って行きました。
私も、スニーカーを粉砕されるというオソロシイ事件の後、父のサンダルを履いて靴を買いに行き、取りあえずは京都に帰る事ができました。
また最後の最後に、お風呂場がご機嫌をそこねたようで、急に水が出なくなり(私がお風呂に入ってる時でなくて本当に良かったよー)混合栓を取り替える、というアクシデントがありましたが、
その後ハウスクリーニングを2日に渡ってしてもらい、家はすっかり綺麗に生まれ変わりました。
いつでも入居できます。
良いご縁があること良いなあ。
🍀 🍀 🍀
そして、姉と私は有馬温泉でお疲れさん会をしました。
そこにふたりで持ち込んだのは、若き両親がやり取りしていたハガキです。
そんなものまで見つかったので、後でふたりでゆっくり読んでみようと言っていたのです。
まさか、こんな形で子どもに読まれるとはねぇ、お空の上でビックリしてるかな。
まず、お互い敬語なのが笑えます。私が生まれる前の両親、私の知らない両親、お互いを思いやる言葉にほっこりしたり、ちょっと愚痴る言葉があったりすると可愛いなあと思えたり。
そんな若き両親を思い描く楽しい時間でもありました。

父と母は、いつかふたりで読もうと思って大事に置いていたのでしょうか。
もう訊く人もいませんが、多分してないよね~。笑
今回の実家仕舞いで、自分に置き換えて色々と思うところがありました。
あと何年生きるのかわかりませんが、その先を見据えて一日いちにちを大切に生きていこうと思います。
有馬温泉
実家仕舞い①―粉砕事件ー ― 2025/10/30
いよいよ回収業者さん5人で、家財道具の運び出しが始まりました。
姉と私は、まだ最後の写真等の整理のため邪魔にならないよう部屋の片隅で作業をしていました。
2日がかりなので、私たちのいる部屋は翌日なのです。
ふたりで時々様子を覗いたりしていましたが、作業は手際よく進み一日目が終了。
業者さんが帰って行かれたので、外へ出ようとした時です。
姉と私のスニーカーを玄関に脱いで置いといたら間違って処分されたら大変と、ベランダの室外機の上に並べて置いていたのです。
それが、、、、、、 ない! ない? なんで??
えーーー! まさか!!
どこを捜しても靴という靴が、ないのです。
全部処分され、あるのはベランダに出入りするのに使ってた父のサンダルだけです。

父のサンダルで京都に帰れ、と?
聞けば、私のコンバース・オールスターと 姉のニューバランスは
「粉砕機でバラバラにしましたよー」
「言うといてもらわないと」
「・・・・・」
そうでした、確かに何も言わずに移動させたのは私たちです。
他の処分しないでほしいものは言ってあったのに。
当然、私たちのスニーカーだと分かるものだと思い込んでいました。
あんなもの、母が、おばあちゃんが、履くわけないでしょ。
しかし、、、要らんことをしたものです。
ふと我に返り、私、どうやって京都に帰るの?
父のサンダルで?
これで京都駅を歩け、と?
いやいやいや。
ふたりとも驚きとショックを通り越し、もう笑うしかありません。
あーっはっはっはっはっ
粉砕機やって~
あーっはっはっはっはっ
笑いが止まりません。
ふたりの笑い声が、やたら広くなった部屋中に響き渡ったのでした。
見つけてくれてありがとう ― 2025/10/04
ラジオ ― 2025/10/01
実家の片付けをしています。
いよいよ今月には業者さんに家財道具全てを回収してもらいます。
その中でも、テレビにテレビ台、電子レンジ、座卓、茶箪笥、お茶の道具、碁石 等。
母は大事に使っていたので、まだまだどれも現役で使えるんですよね。
ふと思いついて、母が最後の1年間をお世話になった施設に
「使われませんか」と尋ねてみたら、
この申し出を喜んでくださり、引き取りに来てくださいました。
施設とはご近所というのもあって、台車に乗せて何往復もしながら施設へともらわれて行きました。
また使ってもらえることになったよ。
少しはご恩返しになって、母も喜んでくれてたらいいな。
さて、翌朝。
リビングからテレビが消えてしまうと、音がなくなってしまいました。
そうや、ラジオ。
母は寝る時にいつも枕元にラジオを置いてNHKの「ラジオ深夜便」を聴いていたんです。
それをつけてみると、ちょうどラジオ体操が始まる時間で音楽が流れてきました。
カラダは覚えてるんですね~勝手にカラダが動いてラジオ体操をすることに。
こんなリアルタイムでラジオ体操をするなんて、何十年ぶりでしょうか。
朝陽が差し込むリビングで、ひとり イッチニサンシ!
なんか知らんけど、気持ちがイイゾ~♪
ラジオについてるこの白い矢印は、母にラジオをあげた兄が、NHKのダイヤルのとこに合わせてシールを貼ったもの。母はそこからダイヤルが動かないようにしていました。






















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