こんなとこにもお客さん【7】 ― 2019/10/10
ハトは ついに巣立って行きました。
親がどう促し、子がどう応えて、どんな飛び方をして、ここを出て行くのか、
ちょっと興味はあったのですが、
タイミングが合わず見ることはできませんでした。
しかーし。
立つ鳥跡を濁、したらあかんやろ。
跡をしっかり濁しも濁し、汚れまくりなんですけど。
今だから白状しますが、
実は私は、鳩が苦手だったのです。
巣を作られてしまった時は、
プランターを早く片付けておかなかった事を深く後悔しました。
ところが、
親鳥が協力しながらヒナを守り育てる姿を目の前で見ているうちに、
ひとつの命はこの世に生まれてくることはできなかったけれど、
せめて このヒナだけは無事に巣立ってね と、
いつの間にか祈るような気持ちで見守っていたのです。
それに、母にとっては
「鳩がベランダにいると思うと寂しくない」気持ちになり、
衛生面からも決して巣の側には行かせませんでしたが、
ガラス越しでも初めての鳩の子育てを観察することは、
楽しい日々だったようです。
最後の日も、母がデイサービスに行かない日(在宅日)を選んだかのように、
しっかり親子が飛んで出て行く姿を母に見せて去って行きました。
「ありがとう って言うてたんかなあ」 と 母。
こうして、私の気持ちは上がったり下がったりしながらの日々だったのですが、
結局最後には大きな 「置きおみやげ」(後処理・今後の対策等)。
さあ、どうする。 (つづく)
こんなこともありました・・・
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