ウィッグが ― 2019/09/03
空飛ぶ魚 ― 2019/09/05
ウィッグその後 ― 2019/09/07
お客さん ― 2019/09/10
こんなとこにもお客さん【1】 ― 2019/09/17
実家のベランダの隅っこに、処分しようと一時的にプランターを置いていました。
そこに、葉っぱの類と小さな卵を2つ見つけたのがお盆の頃。
いったい何の卵かと思ってる間もなくやって来たのが・・・・ 鳩!!
うわ~! どうするどうする。 巣を作られちゃったよ・・・。
と ジタバタしてもどうしようもなく、母と恐る恐る観察することにしました。
鳩は鳴き声もあげず、いつの間にかそ~っとやって来て、
プランターの隅っこでじーっとしてるのです。
黒っぽい鳩(仕方なくクロさんと命名)と、グレーがかった鳩(グレさん)が
交替しながら(気が付いたら交替してる)抱卵を始めたのです。
おそらく夫婦の鳩なのでしょう。
この交替制、ちゃんと話し合って決めてるのかな?
(グレさん)「アンタ、お疲れさん。そろそろ替わってあげるよ。エサ食べといで。」
(クロさん)「ああ、ありがとう。 じゃあ行ってくるよ。」
(どっちがオスでメスなのか分かんないけど)
私の勝手な妄想は止まりません。
そんなこんなで2週間。
9月に入ると、
グレさんのお腹の下に小さな嘴がチラっと見えたのです。
上の写真のように卵も割れていました。
ヒナがかえったのです。(仕方ないのでヒナちゃんと命名)
しばらくは、親が羽の下に隠すようにしてずっと一緒に居たのですが、
昼間ヒナちゃんはひとりでお留守番をするようになりました。
ヒナちゃん、ついに初めて姿を見せたのです。 (つづく)
産毛に覆われた鳩のヒナ
こんなとこにもお客さん【2】 ― 2019/09/19
卵は2つ、なんですが、1つはとうとう孵化しませんでした。
割って出てくる力がなかったんですね。
これも自然の摂理、可哀想ですが仕方ありません。
しかし、この卵を蹴飛ばすでもなく、落としてしまうわけでもなく、
嘴でつつくでもなく、側に置いたままなんですよね。
だんだん汚れてきたなぁぁ・・・
そして、エサをやる時、親の嘴をヒナの嘴に激しく動かしながら突込み、
ピジョンミルクという素嚢乳(そのうにゅう)を与えているようでした。
ヒナちゃんは、この時だけ
「チイチイチイ」 と嬉しそうに可愛い声を上げるのです。
ところが、ガラス越しにじ-っと覗く私と母の4つの目玉を確認すると、
グレさんは急に向きを変えてエサやりをストップ(写真)。
いくらヒナちゃんが 「もっともっと」 と 羽をばたつかせても、もうあげません。
私たちを警戒してるんでしょうね。
なによ。 何もしないし(カメラは向けるけど)、
お宿をタダで貸してあげて、汚しても怒らない善良なオバチャンに、失礼よ。
そして、親が飛び立ってしまうと、
ヒナちゃんはあきらめて、また元の場所でじっと無言で座り続けます。
さて、このあと親はどこに行ってしまったのでしょうか。
はい、私は見てしまったのですよ。
向かいのマンションから、じっとヒナちゃんの方向を向いて監視する
クロさんとグレさんを。 (つづく)
こんなとこにもお客さん【3】 ― 2019/09/21
こんなとこにもお客さん【4】 ― 2019/09/25
恐れていたことが、とうとう起きました。
ヒナちゃん、ついにプランターから下りて、
ベランダを好き放題歩き始めたのです、フンをまき散らしながら・・・。
衛生面からも、これ以上の汚染は勘弁してください。
善良なオバチャンにも限界があるよ。
そこには洗濯物も干せないんだからね。
夏の間はエアコンしてたからまだ良かったけど、
この爽やかな風を部屋に通したくても、サッシを開けられないんだからね。
早く巣立ってよぉぉ。
巣立ちが見たいとか、もう どうでもいいよ。
どうぞ速やかにお立ち去り下さい。
「プランターに卵がある」 の 母の一言から始まったので、
鳥獣保護法がある限り、もう見守る以外方法はなかった今回の騒動。
スダレで壁を作ってヒナちゃんの行動範囲を狭めることも考えましたが、
ハトのフンによる感染症の事を考えると、
高齢の母にさせるには、やはり危険な作業なので止めました。
(私が実家に行けないため)
後始末をどうするか、
二度と巣を作らせないようハト対策をどうするか、
あれやこれやで オバチャンは頭がイタイよ。 (つづく)
孵化して2週間余りの頃。
アナタに罪はないんだけどね、困るのよ実際のところ。
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