プレゼント ― 2018/10/01
母の卒寿（９０歳）のお祝いにと、
兄弟姉妹で作っていたもの、それは 母の句集でした。
趣味の域を超えた母の俳句は膨大な数（3000句以上）になり、
そこから厳選した約450句を収めました。（93ページ）
みづ菜は、母の俳号です
イラストが担当だった私は、
お花好きの母のリクエストで、表紙をいっぱいのお花で埋め尽くしました。
ついでに、ちっちゃな母も紛れ込ませて。
そんな母、脳梗塞を起こす前は、こんな字が書けてたんですよね～（しみじみ）
一枚の濃紅葉（こもみじ）膝に思惟地蔵
これは、母が兄と一緒に散策をしてた時に、
紅葉がお地蔵さんの膝にそっと舞い降りた時のことを詠んだもの。
それを、たまたま兄もカメラに収めていました。
母は 「嬉しい嬉しい」 と 涙がポロポロ。
句集を胸に抱きしめる母
ただただみんな、母の喜ぶ笑顔、
これが見たかったんですよね。
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