林明子 原画展 ― 2017/09/20
林明子さんの原画展は、
これが初めてではないのですが、
無理をしてでも、 今 このタイミングで
どうしても また見ておきたかったので、
先日、台風が来るというのに、雨の中をでかけてきました。
林さんの柔らかいタッチや色使いで
絵の隅々にまで息遣いが感じられ、
思わず抱きしめてあげたくなるような、無邪気な子供たち。
そのしぐさに涙が出そうになる場面さえあるんです。
絵が本当に「生きて」いるんですね。
悪天候のおかげで人出も少なく、
ゆっくりと鑑賞することができました。
外の天気とは裏腹に、心は満たされ暖かい気持ちになり、
描く意欲が戻ってきたのでした。
【余談】
ロビーに設置された 「こんとあき」 のパネルの前でカメラを構えてたら、
どこかの男の子が 左からス~ッと入って来て、
一瞬立ち止まり、またすぐ右へス~ッと出て行ったのです。
(もちろん私など眼中になく)
その絶妙な立ち位置と言い、
まさに男の子が物語の中に溶け込んだ一瞬 でした。
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