父がやりたかったこと ― 2017/06/03
画材屋さんに行って、
額に入れるマットをカットしてもらいました。
今度の作品は、ちょっと大きめ。
なぜかと言うと・・・
父が残した額に入れるため。
父が、老後 急に絵画教室に通いだした時には 正直驚きました。
真面目一筋の公務員だった父が、
「絵」 というものに興味を抱くんだ~ という事が、
意外で妙に面白かったのです。
でも 父は、その楽しみの途中で、あっけなくあちらの世界へ。
手を付けないままの画材や額やスケッチブック・・・ いっぱい残したままで。
(値段札がついてるよ・・・ 笑)
これから、もっとたくさん描くつもりやったんやろなあ。
この額に、どんな作品を入れるつもりやったんやろ。
静物画を描いた時には、私に感想を聞いてたっけ・・・。
主人を失い、残された画材たちを見た時、
父の想いを少しだけでも引き継ごうと 持って帰ってきたのです。
さて、父の額に初めて入れる作品は 現在制作中。
父は何て言うやろな。
また 出来上がったら、ここに載せたいと思います。
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